
自民党と公明党が亀裂?連立が崩壊?とネットやSNSで話題になっています。その理由は、新設される東京28区に公明党が候補者を擁立することを求めたが、自民党がこれを認めないと回答したためです。
1999年に自民党と公明党が連立し、今年で24年が経過しました。これまでなんとか連立を維持してきましたが、今後は不透明になる可能性があるようです。
私は特定の政党のファンではありませんが、自民党や公明党の政策によって救われたり恩恵を受けたこともあります。
そこで、なぜ自民党が東京28区に公明党の候補者を認めなかったのか、そして今後についてや皆さんの意見をまとめました。
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自民党と公明党の連立が崩壊?
公明党は5月25日に公明党の幹部会合で東京28区での擁立を断念すると決めたようです。そして公明党は東京29区では自民党からの推薦を受けず、さらに東京全域の小選挙区においても自民党の候補者への推薦を行わない方針となりました。
その上で、「東京での自民党との信頼関係は崩れた」として、すでに候補者を発表していた東京29区では自民党から推薦を求めず、逆に東京の全ての小選挙区で、自民党の候補者に推薦を出さない方針を決定したということです。都議会議員選挙など都内の各種選挙でも協力せず、都議会での協力関係も解消する方針です。
引用元 Yahoonニュース
公明党の支持者は一般的に創価学会のメンバーが多いとされていますが、実際には公明党の支持者の中には自民党の候補者に投票している人も多いようです。
私の近所に住む創価学会のおばさんも、このことをよく話していました。公明党の支持者(主に創価学会)の票が集まらないと、自民党も苦しい状況になるのではないかと思いました。
岸田総理は、東京28区の件について公明党に丁寧に説明し、今後も連立を維持していく意向を示していたようです。
1999年以降、自民党と公明党は連立政権を組んでおり、国政だけでなく地方の選挙でもお互い協力して戦ってきました。今回の東京での亀裂が全国に波及する可能性も考えられます。
特に公明党は国政よりも地方に重点を置いているように思われますので、今後の展開には注目が集まるでしょう。
そもそも自民党と公明党では政策の方向が異なる
私個人としては、自民党と公明党は政策の方針が異なると感じています。党が異なるので考え方が違うのは当然ですが、今まではお互いが譲歩し合ってきたように見受けられました。
ここ最近では、コロナ禍における給付金などに関しては公明党が迅速に動き、1人あたり10万円の給付を実施しました。
また、菅前総理大臣も携帯電話の値下げや契約の縛りの緩和などの対策を行い、国民の負担を軽減する努力をしたことを覚えていますね。
選挙協力において、信頼関係は最も重要な要素だと考えています。1議席がそれほど重要なのか疑問に思われるかもしれませんが、自民党もバランスや調整の観点から認めないとしているようです。これはお互いが話し合った結果だと思われます。
この連立が一番のねじれであり、変な妥協や忖度で政治を悪いものにしている原因だと思うので、お互いに向かう方向性が違うならきっぱりと関係を解消した方が良いと思う。そもそも、与党にいる以上は政教分離の原則に反していると思う。
政党の方針が異なると連立政権においてはねじれやズレが生じる可能性があります。連立と言いながらも、方向性の違いがこれまで存在してきましたが、限界が訪れたように思えます。
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支持者やネットの声をまとめた
今回の自民党と公明党の連立亀裂のニュースを見たネット民やSNSではどのような意見があったかまとめました。
自公解消を望んでいる人の意見です。
- そもそも自民が公明と組んだのは、バックが宗教団体であるがゆえの集票力の強さ。
つまり選挙目的その選挙で公明が協力しない、と言っているわけですから、もう公明を必要とする理由がない政策ではなく、集票だけが目当ての連立でしたから、早く解消してくれることを望んでいた今回は欲をかいた公明に自民がキレたわけだけど、別々の政党なんだからこれが本来あるべき形ではと思う。
自民党は一度(久しぶりに)、公明=創価学会と言うカンフル剤無しで選挙に臨めばいい。根本の政治思想が違う政党同士が、議席確保の為だけに連立するのは本当に不健全。あからさまに公明党の母体である創価学会の信者の、選挙時になると活発化する公明党の候補者の為に、素晴らしい営業職とみまごう働きが始まります。
創価学会の悪法です。日本中で選挙手前になると活発化する創価学会の投票への勧誘に迷惑している人は、沢山いるでしょうね。公明党が改憲の足を引っ張り続ける状況や親中的な事を考えれば、連立解消の方向は喜ぶべきこと。野党は維新の勢力拡大に注意は必要だが、経済安全保障など是々非々で協調すべきで
公明党が足かせとなって成立できなかった法案がいくつもあることは周知の事実。いい加減、自民党は日本国民の足を引っ張る要因となっている公明党との連立を解消して
東京での信頼関係崩れた」どころか、もともと、創価学会と呼ばれる宗教法人を支持母体とする公明党を信頼していません。
多くの有権者は、創価学会と呼ばれる宗教法人を支持母体とする公明党に信頼を寄せることはしていないと思いますが、それなのに、自公連立政権の一角として、国土交通大臣が指定席になっているのはおかしい。自公連立解消になれば日本や自民党にとって、とてもよいことだと思います。自公連立が始まってから一度も自民党に投票したことはありません。
公明党と協力をするということは、創価学会の票が見込める一方で、私のように「公明党と組むなら投票しない」という者も多数いるのではないでしょうか。
自公連立を願っている意見です。
与党内野党として、真の軍拡を押し留め、国際協調を進めているのは公明だと思う。なので、自公連立はまだ継続すべきだ。
自民単独政権になる、もしくは自維連立だと、憲法9条改正など憲法改正、国家公務員や教員はじめ公務員の大幅削減、社会保障費の大幅削減が進むことは間違いない。
連立の解消など、この記事には触れられていますが、どちらにせよ、自民党と公明党の議員には国民のために政治を行ってもらいたいと思います。
政治の世界ではさまざまな駆け引きがあると思われますが、軋轢を生むのではなく、国民の幸せな生活を築くことに注力してほしいと願います。
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